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Institute of Human Development

TEL. 077-524-9387

〒520-0052 滋賀県大津市朝日が丘1-4-39 梅田ビル3階

発達保障学校ihdschool

 発達保障学校は、誰でも参加できる学習の場です。発達研究の成果を伝えつつ、共に学びあい、次代の担い手を育成する場をとの願いをこめて、人間発達研究所設立当初より構想され、2000年に開校しました。保育・福祉・教育に携わる人々が人間発達や発達保障について学んでいます。
 目の前にいる子どもや青年はどのような発達のすじ道をたどり、その時々にどのような援助が必要なのでしょうか? 発達とは? 発達で読み解くとは? 困難な事例を前に悩んでいる方、ここで糸口を見つけませんか?  
 人間発達研究所ならではのカリキュラムを用意して参加をお待ちしています。

2024年度は開校25年目。対面とハイブリッドを中心に開校します

 「発達・発達保障を学ぼうとする方に」中村隆一(人間発達研究所所長)
    (2023年度事前学習会&説明会 開会あいさつ) >>>YouTube
 「発達保障学校の4つの宝物」中村隆一(人間発達研究所所長)
    (2022年度事前学集会&説明会 開会あいさつ) >>> YouTube
2023年度シラバス
2024年度は準備中 >>>PDFファイル
事前学習会&説明会
日時 2024年5月12日(日)9時半〜11時半 ハイブリッド開催
内容 講演 「発達・発達保障を学ぶ魅力」(仮)
   講師 垂髪あかりさん(神戸松蔭女子学院大学)
   各コースの説明 
●zoom利用のてびき>>>PDFファイル ご希望の方には接続テストもします
●後日、録画配信(各コースの説明)もします
●参加無料

お申し込み    

インターネットから
4月1日(月)受付開始
※1つのメールアドレスで3つのコースまで申し込めます(本人のみ)。事業所等で複数人のお申し込みの場合は、別途、人間発達研究所までお知らせ下さい。
請求書が必要な場合もお知らせください。
各コース開始8日前まで受付をします。定員になり次第、締め切ります。
 申込みサイト準備中
申込用紙で
申込用紙>>>PDFファイル ダウンロードしてFAX・郵送でご利用下さい
2024年度募集要綱
右からダウンロードしてください>>>PDFファイル

2024年度開講コース

入門の入門(3時間半3回/ゼミ形式/対面開催) 

入職後3年くらいまでの方が対象です。乳幼児期から成人期を対象とする方まで、グループワークもしながら学びあいます。目の前で起こっている問題や悩みを発達的に読み解くとどうなるのか。そのような見方・考え方の入り口に立てることをめざします。発達や発達保障について基本的なことを学び、実践の楽しさや難しさについて、みんなで分かち合いましょう。4年ぶりの対面開催で、内容も新たになります。
 日程:6月23日(日)・9月29日(日)・12月1日(日)
 時間:9時〜12時30分

発達入門(3時間5回コース/講義形式/ハイブリッド開催)

「発達とは?」からはじまって、乳児期から就学前までの発達の道筋を追いながら発達の基本を学ぶコースです。発達は「〜歳の発達の特徴は…」というように定点で捉えるのではなく、つながりの中で捉えることでみえてくることがあります。そのみえてきたことをどう実践にいかすのか、乳幼児健診や障害児保育などの実践事例も交えて講義をすすめます。
 日程:6月16日(日)・7月21日(日)・8月18日(日)・9月15日(日)・10月20日(日)
 会場:大津市内
 時間:13時30分〜16時30分

実践が楽しくなる実践記録(ゼミ形式/対面の集中講義&オンライン開催)

 実践記録を書く――。「何」を書いたらいいのか。「どう」書いたらいいのか。日々の実践の一コマ、相手の思い、自分の思いを言語化できるようになること。10年後に読み返しても「生き生きとした姿が目に浮かぶ」ような記録を書くことをめざします。今年度は@集中講義(対面開催)と、A自分で書き上げたい人のゼミ(オンライン開催)の2本立てを企画しました。@のみの受講も可能です。Aは個別添削もしながら、実践記録を1本書き上げられるようにサポートします。初任〜中堅の人に。
 日程:7月25日(日)・10月6日(日)・11月17日(日)・個別添削・2月9日(日)
 会場:コラボしが21(大津市打出浜2-1)7月25日のみ
 時間:7月25日は、12時45分〜16:45分。オンラインのゼミは9時〜12時

実践を学びあう(3時間5回コース/ゼミ形式/ハイブリッド開催)

 日々向き合っている障がいのある子どもや青年へのとりくみ(活動や仕事)やその姿や生き方のとらえ方を、コースに参加している多様な職場の人たちの眼でいっしょに解きほぐしてみませんか。自分の実践を多様な視点から見直してみることで、「わたしも、なかなかやん」「こういう見方があったか」など、障がいのある人たちの内にある「ねがい」にも触れ直して新たな発見や気づきに出会える、そしてそのことで自分も変わる、そんなコースです。
 具体的には、参加者が実践報告をします。その報告を参加者みんなで議論しながら、時にテーマを設定して話し合います。そのなかで個人の発達にかかわることだけではなくて、実践の進め方や組織論、地域づくり、今の施策のことなどの意見交換もできればと思っています。発達保障とソーシャルワークのコースともいえるかもしれません。
 一昨年は「徹底的に向き合う」ことがもつ力について話題になりました。
 日程:6月23日(日)・9月29日(日)・11月24日(日)・1月26日(日)・3月2日(日)
    ※印刷版の要綱では3月1日(日)となっています。お詫びします。
 時間:13時〜16時(初回のみ9時30分から12時30分)
 会場:人間発達研究所研修室

福祉政策(3時間5回コース/ゼミ形式/ハイブリッド開催)

 参加者の日頃の疑問や関心を出発点に、日頃ピンとこない福祉政策について講師がやさしく解説し、そこから職場とくらしと実践をつなげて理解ができるようにテーマを設定して意見交流を行います。そして、個人の姿や事業所の実践について、社会のあり方との関係で評価できる力をつけていきましょう。不正受給や事故や虐待が増えてきています。自分たちの実践が、今日の社会の在り方の中でどこに向かっているのか、主人公は誰なのかなど見つめ直すことができる「発達保障の眼」をつけていきましょう。
 2023年度は、子ども子育て関係の施策の動きと障害児支援の政策論議の状況、障害福祉サービスの改訂の動きなどについて学習と議論を重ねてきました。2024年度は、障害福祉サービスの報酬改定の成果と課題を学習しながら、財政的なことや単位の変更の学習だけでなく、誰のためのどんな仕組みなのかにも目を向けた議論ができるようにしたいと考えています。
 日程:6月23日(日)・8月25日(日)・10月27日(日)・12月22(日)・2月16日(日)
 時間:13時〜16時(初回のみ13時30分〜16時30分)
 会場:人間発達研究所研修室

発達基礎理論研究(3時間10回コース/ゼミ形式/ハイブリッド開催)

 田中昌人らの「可逆操作の高次化における階層-段階理論」の学習をすすめます。
 2024年度は、幼児期前半(1・2歳児)に焦点をあてて学びます。前半は田中昌人『人間発達の科学』青木書店,1981年、田中昌人『人間発達の理論』青木書店,1988年をテキストに、「話しことば獲得期」や自我の誕生・拡大・充実の時期の理論とその発展過程を学んでいきます。後半は田中昌人・田中杉恵『子どもの発達と診断3:幼児期T』大月書店,1982年をテキストに発達診断と発達支援の実際を学んでいきます。難解といわれる発達理論ですがゼミナール形式で楽しく集団的に学んでいきましょう。
 オプションで『光りの中に子どもたちがいる』(パート1〜3)や幼児期の映像を視聴する予定です。幼児期前半の発達を学習したい方、発達理論を学習したい方、実践者、大学院生、若手研究者のみなさん参加を期待しています。公開学習会・集中講義も別途計画します。
 日程:6月8日(土)・7月13日(土)・8月24日(土)・9月7日(土)・9月28日(土)・10月26日(土)・11月30日()・12月21日(土)・1月11日(土)・1月12日(日)
 時間:13時30分〜16時30分
 会場:人間発達研究所研修室

発達診断方法論〜基本編〜(心理専門職コース)(3時間1回コース/ゼミ形式/対面開催)  

 発達診断と、保育・教育の専門性に基づいた子ども理解には、方法論の相違もありますが、子どもの内面世界を読み解き、その願いや悩みを再発見するという目標は共有されるものです。発達診断に実践的な視点を導入して、子ども理解を深めていくのに必要な発達研究の方法を確認して、受講者の皆さんが発達診断において工夫されていることを交流します。
 日程:8月31日(土)
 時間:13時〜16時
 会場:人間発達研究所研修室   

発達診断方法論〜臨床篇〜(心理専門職コース)(3時間5回コース/ゼミ形式/対面開催)  

 このコースは、発達診断において欠かせない基本的な概念の整理(講義、文献学習)と、事例を通しての学び(演習)の組み合わせによって学習していきます。新版K式発達検査を学んだことがある人、発達相談・発達診断に携わっている人が対象です。同時に「発達診断方法論〜基礎編〜コース」を受講されることをお勧めします。
 日程:9月14日(土)・10月12日(土)・12月14日(土)・1月25日(土)・2月22日(土)
   ※印刷版の要綱では12月7日(土)が12月14日に変更になっています。お詫びします。
 時間:13時〜16時
 会場:人間発達研究所研修室

研究科(2年/ゼミ形式/オンライン開催) 締切9月末

2年間で研究論文を書き上げ、『人間発達研究所紀要』に投稿することをめざします。2か月に1回程度の全体ゼミと発表会、指導教員とのやりとりで執筆を支援します。申し込みに際しては研究計画を作成していただき、面接(オンライン)のあとに受講を決定します。紀要への投稿は、先行研究やテーマの妥当性・独自性が必要な原著の他に、実践記録、事例検討、研究ノート、動向、報告、実践紹介、資料等があります。発達に関わる論文の場合は、心理学の基礎的学習を終えられていることが望ましいです。締め切りは9月末です。

2024年度受講料

3回以上のコースは分割納入もできます。

10回コース /研究科
一般40,700円/会員35,200円/25歳以下会員27,500円
5回コース
一般20,350円/会員17,600円/25歳以下会員13,750円
発達診断方法論基礎編
一般4,070円/会員3,520円/25歳以下会員2,750円
入門の入門コース
一般・会員共9,020円/25歳以下会員6,600円
実践が楽しくなる実践記録(集中講義のみの受講)
一般5,000円/会員3,500円/25歳以下会員2,500円

集中講義

2023年度企画
コミュニケーションの初期発達――身体と環境と物との相互作用による個体発達進化―――
 2024年3月24日(日)10時から16時
 講師:竹下秀子さん(追手門学院大学心理学部教授) 
2022年度企画 
赤ちゃんの発達科学の最前線〜胎児期から発達の多様性と障害を考える〜 終了
 2023年3月25日(土)10時〜16時
 講師:新屋裕太さん(東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター特任教授)
 録画配信(2023年4月1日〜4月16日)
2021年度企画
@近江学園における実践研究と田中昌人の発達研究の展開 終了
     ――『一次元の子どもたち』(1965、東京12チャンネル)から学ぶ――
 2021年11月20日(土)9時〜14時45分
 講師:中村隆一さん
A幼児期の認知発達とその脳内機構 終了
 2022年3月12日(土)10時30分〜16時20分
 講師:森口佑介さん(京都大学大学院教育学研究科准教授)
B大津市障害児保育記録映画『光の中に子どもたちがいる』から学ぶ 終了
 オンデマンド配信(2022年4月23日〜5月8日)
2020年度企画     
@発達の旅 人生最初の10 年 旅支度編  終了
――田中昌人の「可逆操作の高次化における階層−段階理論」の意義と課題―― 
 2021年2月14日(日)10時〜16時30分
 
講師:中村隆一さん
A発達のひかりは時代に充ちたか  終了
 
――療育記録映画「夜明け前の子どもたち」(1968)から学ぶ―
 2021年3月7日(日)10時〜16時30分

 講師:玉村公二彦さん・田村和宏さん・中村隆一さん
B発達基礎理論研究コース2020年度公開集中講義「『心の理論』の発達を学ぶ」 終了
 2021年5月16日(日)10時〜16時30分
 
講師:子安増生さん(京都大学名誉教授)

バナースペース

人間発達研究所

〒520-0052
滋賀県大津市朝日が丘1-4-39 梅田ビル3階

TEL 077-524-9387
FAX 077-524-9387