講 師 木村美奈子さん(名城大学教授)
日 時 2026年3月8日(日)10時~15時半
(zoom入室は9時45分から)
開催形態 対面とzoom(ミーティング)のハイブリッド開催
※録画配信はありません
会 場 コラボしが21(滋賀県大津市打出浜1-2)3階中会議室2
受講料 一般 6,000円
人間発達研究所会員 5,200円
25歳以下会員(1999年4月2日以降生まれ) 4,000円
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本集中講義は、子どもの表象性理解の発達をテーマとし、写真や映像といった外的表象に対する幼児の理解のあり方を手がかりに、子どもの認知発達について考察するものである。子どもが映像の中の人物に話しかけたり、写真に写るモノの性質を現実のものとして判断したりする行動は、単なる現実との混同として捉えられがちであるが、実際には表象性理解の発達過程に位置づけられる重要な現象である。
本集中講義では、講義担当者がこれまで取り組んできた、写真や映像を用いた外的表象理解に関する研究を紹介しながら、幼児期における表象性理解の発達について検討し、あわせてその意義や解釈について講義内で議論を行う。具体的には、写真や映像を用いた複数の実証研究を取り上げ、子どもが「代理物(表現するもの)」と「指示対象(表現されるもの)」との関係をどのように捉えているのかを分析する。
これらの検討を通して、幼児期の子どもは、代理物と指示対象を明確に分離して理解しているのではなく、両者が渾然一体となった世界を生きているという発達的特徴を明らかにする。さらに、こうした知見を手がかりとして、デジタルメディアに囲まれた現代社会において、子どもと映像メディアとの関わりをどのように捉えるべきかについて、理論的・実践的観点から考察を深めることを目指すものである。
タイムテーブル
・木村美奈子(2011) 映像やメディア理解をめぐるゆれと発達 木下孝司(編)子どもの心的世界のゆらぎと発達―表象発達をめぐる不思議(pp.117–142) ミネルヴァ書房
・齋藤亜矢(2014) ヒトはなぜ絵を描くのか―芸術認知科学への招待 岩波書店
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