テーマ: 赤ちゃんの発達科学の最前線
               〜胎児期から発達の多様性と障害を考える〜 終了しました
           講 師 新屋裕太さん(東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター 特任助教)
           日 時 2023年3月25日(土)10時~16時(1コマ90分3コマ)
          
      配信期間 4月1日(土)~4月16日(日)
           受講料 一般 6,600円
               人間発達研究所会員 3,850円
                25歳以下会員(1996年4月2日以降生まれ)2,200円 
          
          内容
          講義概要
           胎児期や生後早期の環境が、私たちの心身の発達に長期的な影響を与えていることは、近年の疫学や発達科学の研究から徐々に明らかになってきている。本講義では、「遺伝と環境の相互作用」に関する理論を概観し、胎児期〜乳児期の行動・認知機能の発達や、その多様性・障害と早期環境との関わりについて学ぶ。さらに、早産児・低出生体重児など、リスク児の発達における養育・社会環境の役割についても理解を深める。
          
          講義の流れ
           1コマ目は、「環境と遺伝の相互作用」の理論や、胎児期〜乳児期の行動・認知発達について学ぶ。  
 2コマ目は、早期環境と発達の多様性・障害との関連性について学ぶ。 
 3コマ目は、発達上のリスクに応じた養育・社会環境の役割やあり方について考える。 
           (※各コマ90分、質疑応答を含む。すべてパワーポイントによる教材提示で行う)
参考文献
・開一夫・齋藤慈子編  (2018)  ベーシック発達心理学  東京大学出版
          ・小西行郎編  (2013)  今なぜ発達行動学なのか――胎児期からの行動メカニズム―― 診断と治療社
          ・明和政子  (2019)  ヒトの発達の謎を解く――胎児期から人類の未来まで―― ちくま新書
          
          申込方法 
          
            - 申込サイト から
 - >>>こちらから(このサイトを離れます) 
             送金が確認できましたら、録画視聴の案内をお送りします。  - 郵便局から
            
            
            
            
            
 - 郵便局に備え付けの払込取扱票に、
            氏名、生年月日、参加メールアドレス、ご所属を記入の上、下記の口座にご送金ください。
            メールアドレスの記入漏れがないよう、ご注意ください。
             口座記号-番号 01080-4-26819 加入者名 人間発達研究所  
            - 上記の申込が難しい場合
            
            
 - 人間発達研究所までご連絡ください。
          
          
 
          
          お誘い 
           今年度は、新屋裕太さん(東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター特任助教)をお招きして、「赤ちゃんの発達科学の最前線」をテーマに集中講義をお願します。
 新屋さんは、赤ちゃんの眠る・泣く・視る・遊ぶ・つながるなど人間発達の基礎科学領域の研究をすすめておられる若手の研究者です。『いないいないばあ!えほん』(作・絵:かしわらあきお)の監修にも関わっておられます。子どもが「いないいないばあ」という遊びに夢中になる背景に、「好奇心」という心の働きが深く関わっていることを明らかにする研究にも関わってきておられます。
           2022年は、国連総会で決議された「持続可能な発展のための国際基礎科学年(IYBSSD)」(The International Year of
          Basic Sciences for Sustainable Development )です。新シリーズ人間発達講座『第1回「生まれる」そして
          ここに在る』とも関連する企画です。多くのみなさんのご参加を期待しています。 
           充実した一日になるでしょう。
                                      荒木穗積(発達基礎理論研究コース担当・立命館大学名誉教授)